育児休業の変更の申出とは of 育児休業のポイント

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育児休業の変更の申出とは

育児休業の繰り上げ開始

 労働者は、一定の場合、1回に限って、育児休業を開始する日を繰り上げ(予定より早く)変更することができます。

 ここで、一定の場合とは、次の特別の事情がある場合です。

① 出産予定日より早く子が出生したとき

② 配偶者が死亡したとき

③ 配偶者が病気又は負傷等育児休業申出に係る子を養育することが困難になったとき

④ 配偶者が子と同居しないこととなったとき

⑤ 子が負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により2週間以上の期間にわたり世話を必要とする状態になったとき

⑥ 保育所における保育の実施を希望し、申込みを行っているが、当面その実施が行われないとき

繰り上げ開始の手続き

 労働者が希望通りの日に繰り上げ変更するには、変更後育児休業を開始しようとする日の1週間前までに、次の事項を記載した書面を提出させ、変更の申出をさせます。

① 変更の申出の年月日
② 変更の申出をする労働者の氏名
③ 変更後休業を開始しようとする日
④ 変更の申出の理由

 申出が1週間前より遅れた場合は、労働者が変更後育児休業を開始しようとする日以後変更の申出の日の翌日から起算して1週間を経過する日(変更の申出の日の属する週の翌週の応当日)までの間で休業を開始する日を指定することができます。

 育児休業を開始する日の繰り上げ変更の申出に対して、事業主が休業を開始する日を指定する場合は、原則として、変更の申出があった日の翌日から起算して3日を経過する日までに、指定する日を記載した書面を労働者に交付します。

 なお、変更の申出があった日と変更後休業を開始しようとする日との間が短いため、上記の指定では間に合わないときは、変更後休業を開始しようとする日までに指定しなければなりません。

育児休業の繰り下げ終了

 労働者が一定の時期までに申し出ることによって、理由を問わず、1回限り、育児休業を終了する日を繰り下げ変更(育児休業を予定より延長)することができます。

 繰り下げ変更ができる回数は、子が1歳に達するまでの休業と1歳以降の休業では、別にカウントする必要があります。

繰り下げ終了の手続き

 労働者が子の1歳に達する日までの育児休業を終了する日について、当初育児休業を終了しようとしていた日の1か月前までに、次の事項を記載した書面を提出させ、変更の申出をさせます。

① 変更の申出の年月日
② 変更の申出をする労働者の氏名
③ 変更後休業を終了しようとする日

1歳6か月の育児休業の繰り下げ終了の場合の手続き

 1歳6か月までの育児休業を終了する日について、当初育児休業を終了しようとしていた日の2週間前までに、次の事項を記載した書面を提出させ、変更の申出をさせます。

① 変更の申出の年月日
② 変更の申出をする労働者の氏名
③ 変更後休業を終了しようとする日

会社独自の制度がある場合

 会社独自の制度として、育児・介護休業法を上回る制度が会社の就業規則や労働協約、労働契約で規定されている場合は、その定めによります。

平成22年6月30日施行の改正育児介護休業法の情報は、LinkIcon改正育児介護休業法のポイントをご覧ください。

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